当たり前のことのようですが、「どこに何があるかがわかる」ということは、とても大事なことで、それが快適な生活空間であることの証左であり、条件の一つであると思います。
断捨離と片づけが進んでいくと、その良き効果として「どこに何があるかがわかる」という整理整頓術も向上してきます。
断捨離や片づけは、空間を見た目に美しく、癒やしの空間に近づけることに貢献してくれますが、それはまた機能的な面からも私たちの生活や仕事を助けくれます。
断捨離や片づけを通して、より少なくなった物がどこにあるかが明確になり、その空間内の状況が把握できているということ。それは、自分が十分その空間を管理できている状態であると言えると思います。
把握されている物は自分たちの配下に置かれるので、常に施主にとっての便利な整理整頓に尽かさなくてはならなくなるのです。
思うに、部屋が十分その機能を果たせていると言えるときには、本当に部屋は私たちに『便利』というサービスを提供してくれるのに、それがなくなってくると、徐々に部屋は私たちの敵に回ってくるのです。(;.;)
また「どこに何があるかがわかること」は、探すということの手間やストレスから私たちを解放してくれます。必要な物が必要なときにパッと取り出せるということは、予想以上の快適さと時間節約をもたらしてくれます。
どこに何があるかがわかるようにしようと考えて、片づけや整理整頓を進めていけば、頭までクリアになってきますし、徐々に整理整頓能力、要るものと要らないものの選別も進んでくると思います。
小さな断捨離がここでもまた進めることが出来るという訳です。
以上、小さい頃はよく気をつけていた整理整頓の大切さと効用について、大人になってくるに従い面倒になってくる今日この頃、今一度「どこに何があるかがわかること」という視点で環境整備に取り組んでみては如何でしょうか。
2023.1.18